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郵便局を訪ねて1万局―東へ西へ「郵ちゃん」が行く (光文社新書)



評価
著者 佐滝剛弘
出版社 光文社
読者 男性あきゃさん
読書日 2010年07月28日(水)
発売日 2007-06
書籍コード ASIN:4334034063 ISBN:9784334034061
値段 882円
形態 新書 10.8×17.0×1.8cm 全289ページ
タグ 新書 

 コメント

郵便局で取り扱う消印に、「風景印」というものがある。正式名称は「風景入り通信日付印」といって、その郵便局がある地域の名所や特産品等の絵柄が入った消印をいう。本書は、その風景印を収集する著者による、珍しい図柄などの風景印にまつわる話を中心に、特色のある郵便局の紹介や実際に集めて回った時の体験話を盛り込んだガイドである。

著者はNHKの制作グループ副部長だけあって、色々な角度から風景印というものを語っており、その面白さを紹介する本としては過不足のない出来栄えであると思う。趣味の世界、それもかなりマイナーな部類に属するテーマなのだが、オタク的独り善がりな文章でもなく、専門用語に関しては適宜解説を加える丁寧さも備えているので、全く知らなかった人でもスムースに読み進める事が出来ると思う。離島にある郵便局へ集めに出かけた顛末等は旅行記としても楽しめる。

郵便局は基本土日祝日は休みであるし、全ての郵便局に風景印が配備されているワケでもないので、なかなか自分の足で回って集めるのは難しい部分もあるのだが、たまに取れた平日の休みに、無目的な旅行ではなく、ちょっとした楽しみとして集めてみるのもいいかも知れない、という気分にさせてくれる本である。

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