センチメンタルな旅・冬の旅
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コメント
表参道で開催中の写真展「センチメンタルな旅 春の旅」に行って、「冬の旅」も見たいと思った。「冬の旅」を見たら、また「春の旅」も見たくなった。
陽子夫人との新婚旅行写真(センチメンタルな旅)と、彼女の病気がわかって死んでお葬式から戻ってくるまでの写真(冬の旅)が収められていた。
愛している奥さんが刻々と不在になっていく。
「春の旅」だと、猫は22歳、荒木さんも70歳で静かな諦念があるのだけれど、「冬の旅」は子どもが独りでべそをかいている感じで、生々しく悲しかった。
荒木さんの猥雑なイメージ(ヌード写真)がすっかり変わってしまうくらいインパクトのある写真集だった。すごい。
名言
もって1ヶ月だろうと言われた。
歩きたくなって早稲田まで歩いた。
正月はわが家で一緒にすごしてもいいと
言われてたので迎えに行ったのだが、
急に容態が悪化して外出できなくなってしまった。
陽子のベッドに入ってTVを見た。
バルセロナ駅伝を見ながら
楽しかったスペイン旅行の話をした。
マンションに帰ると、バルコニーに干しといた
陽子の蒲団のそばでチロが遊んでいた。
写真家だからと言って陽子の遺影をもった。
このポートレイトを生涯私は超えることは
できないであろう。





まちとさん 